古来より日本では家を建てる際、必ず地鎮祭を行ってきました。しかし、分譲住宅(建売物件)・マンション等、 住宅事情が変わってきた昨今では、地鎮祭を行うことが難しくなってきたのが現状です。そのような状況のなかで、気持ちよく、心新たにお住まいいただくために、 地鎮祭に変わる新宅祭(しんたくさい)というお祭りを執り行っております。
 
また、中古住宅・中古マンション等、新しく入居する際に、土地や以前に暮らしていた人の障りにより災いが起きないよう、お部屋の隅々をお祓いする家祓祭(やばらいさい) というお祭りを執り行っております。

各部屋はもとより、台所・お手洗い・風呂場等の火の廻り、水の廻りに至るまで、すべての罪穢(つみけが)れを祓い清め、 清々しいお住まいとして新しい気持ちで入居の日を迎えるためのお祭りです。神主が祭壇をお持ちし現地におうかがいし、土地の神様・家の柱をはじめとする木の神様をお迎えし、八方除け、家内安全等々のお祓いを致します。神様にご家族の皆様を末永くお守りくださるように御祈願する神事です。