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当社の例大祭で御神輿渡御の露払いとして巡行される四神(※1)の内、破損のひどかった朱雀と白虎の2体が綺麗に修復されました。

修復にあたられたのは、当社の祭典委員長飯田様を始めとする大世話人、責任役員、氏子総代、評議員等の有志の皆様方です。天保11年(1840年)からの非常に古いもので、古い塗装を剥がし、破損欠落した部位は再生、パテで形成し、ヤスリをかけて綺麗に整えたうえで塗装されたものです。

併せて、四神を載せる柱も綺麗に塗り直されました。毎年一つ一つ、祭礼の備品等が綺麗にされております。心から御礼を申し上げます。

※1
四神とは、東を守護する青龍(セイリュウ)、南を守護する朱雀(スザク)、 西を守護する白虎(ビャッコ)、北を守護する玄武(ゲンブ)の方位をつかさどる神のことをさします。

 

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この写真は祭礼用品を納め長持ちのふたの裏に記された銘文を写したものです。

銘文によると、天保11年(1840年)以前、当社には「青龍」「朱雀」「白虎」「玄武」の四神は無く、「青龍」「白虎」の二神だけであったものを、氏子一同が「朱雀」「玄武」の二神を新調して、本来の四神の形に再建したことがあらわされています。